クレパスで名画の模倣(5)

エドゥアール・マネの「グラン・カナル」をマネして見ました。この絵は「青の長調による交響曲」と賞賛されたそうで、ヴェネツィアの運河の水の青さが生き生きと美しく描写されています。水面の複雑な動きやきらめきは、毛足の硬い筆で、す速く、生き生きと描かれていて、クレヨンではうまくいきませんでした。
船首の飾りは、ヴェネツィアの島々と総督の帽子を形取ったものらしく、ゴンドラ船籍を示しているのでしょう。船首、船尾、共に美しい曲線を描いて伸び上がり、船頭は長〜いオール一本で漕ぎまわります。なんだか、サンタ・ルチアやフニクリフニクラなど、パバロッティのようなイタリアン・テノールの歌声が聞こえてきそうです。